今年の桃加工が、無事に終わりました
今シーズンの桃加工、すべて完了しました。
畑から届いた桃たちを一つひとつ丁寧に加工して、
無事に加工できたことに、まずは感謝の気持ちでいっぱいです。
でも実は、この「桃の加工」
ももがあるを始めた頃は、とても大きな壁だったんです。
「桃の皮むき」が、最大の難関だった
最初の頃はすべて手作業。
スタッフがひとつずつ、手で皮をむいていました。
でも、桃って柔らかくて、傷つきやすくて、果汁も多くて…
たくさん処理しようとすると、手も疲れるし、時間もかかってしまう。
「もっと効率よく、でも丁寧に。
農家さんの大切な桃を無駄にせず、しっかり加工できる方法はないだろうか?」
そう思っていたとき、スタッフがテレビで目にしたのが──
「あんぽ柿の皮むき機械」でした。
そして生まれた、桃の皮むき機械『瞬助』
なんでも、スイッチを押すと3秒で瞬時に皮をむいてしまう。「これ、桃にも応用できないかな?」そう思って、メーカーさんに相談してみたんです。
そこからは、試行錯誤の連続。
柿と桃では、柔らかさも形も全然違う。
何度も改良を重ねて、ようやく完成したのが、
皮むき機械『瞬助(しゅんすけ)』でした。
今年も瞬助は大活躍!
この瞬助、今年もがんばってくれました。
なんと、1台で23,000個以上の桃をむいてくれたんです!
瞬助がいてくれるからこそ、
農家さんが大切に育てた桃を無駄にせず、
美味しい加工品として全国のお客様にお届けすることができます。
もう、「ももがある」にとって欠かせない、大切なパートナーです。
来年もまた、美味しい桃を届けられるように
加工が終わると、ちょっとホッとするけれど、
すぐにまた来年に向けての準備が始まります。
畑のこと、設備のこと、パッケージのこと…
まだまだやることは山ほどありますが、
また来年、皆さんに「美味しい!」と言ってもらえる桃を届けられるように、
一歩ずつ、準備を進めていきたいと思います。
今年も、ありがとうございました。