4月。
福島の桃畑は、やわらかなピンク色に包まれていました。
今年、私たちはご縁があって新たに桃畑を引き継ぐことになりました。
これまで加工や販売という形で桃に関わってきましたが、実際に畑に立ち、木と向き合うのはまだまだ初めてのことばかり。
農家さんに教わりながら剪定をして、防除をして…
正直、分からないことだらけです。
枝を一本切るだけでも、
「これで合っているのかな」と不安になる。
でも、畑に通うたび、
桃の木の表情が少しずつ見えるようになってきました。
そして何より癒されるのは、桃の花のかわいらしさ。
濃いピンク色の花が一面に咲く景色は、本当に美しくて。
毎日見ているはずなのに、思わず足を止めてしまいます。
この花が、
夏には甘い桃になる。
そう思うと、
ひとつひとつの作業の意味が少し分かる気がしました。
今年は、畑のことをたくさん学ぶ一年になりそうです。
失敗もあると思います。
でも、自分たちの手で桃を育てる経験は、きっとこれからの〈ももがある〉に繋がっていく。
春の桃畑で、そんなことを感じた4月でした。